2020年06月30日
いつもSACCダイレクトをご利用いただきありがとうございます。
新型コロナウイルスへの対応で、エンドユーザ様でオフィス内の噴霧消毒を含め電話機やIT機器への消毒が頻繁に行われている状況かと思いますがメーカーから下記内容の注意提起がありましたのでご注意お願いします。
■音声ネットワーク製品の消毒について
コロナ禍の影響により、音声ネッワーク製品(以下、弊社製品)の消毒について連絡させていただきます。
弊社製品は消毒液(アルコール類・次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム・中性洗剤等)で拭いたり、噴霧したりして、消毒することを想定した製品ではありません。
電話機など手にふれるものは清潔に保つために乾いた布で拭き掃除をしていただくことに加え、複数の方でご使用になる場合には手の消毒や手洗いをして取り扱っていただけます様にお願いします。
また、館内フロア全体を消毒する場合には、製品に消毒液がかからない様にしてください。
消毒液(アルコール類・次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム・中性洗剤等)を使用して弊社製品を消毒したりすると、様々な故障(文字消え・変形・変色・ヒビ割・破損・ボタン固着・電気部品の故障等)が発生する原因になりますので使用しないでください。また、すぐに故障しない場合でも、継続的に使用すると残留した成分が蓄積して、徐々に劣化が早まり予期せぬ故障が発生することが考えられます。
消毒したことが要因で発生した故障について弊社で保証することはできません。
そのため消毒が要因となり故障した場合の修理・交換等にかかる費用は、お客様のご負担となりますので、ご注意いただけます様にお願い致します。
弊社製品を消毒した場合には「変形・変色・ヒビ割れ・表示消え・ラベル剥れ」等の故障原因になることが考えられます。
●次亜塩素酸水で消毒した場合●
食品にも使われており比較的安全に使える消毒液として使用されることが多い様です。
次亜塩素酸ナトリウムと名前が似ていますが、成分は異なり作用が弱いとされていることから、スプレーで噴霧して使用されることが多い様です。
仮に弊社製品にスプレーで噴霧した場合、隙間から内部に浸透してしまうため「ボタンなどの操作ができなくなったり、電気部品が故障して使えなくなる等」の故障原因になることが考えられます。また、少量を布に含ませて拭いた場合、消毒直後に問題が無くても、消毒する度に残留した成分が蓄積して故障原因になることが考えられます。
●次亜塩素酸ナトリウムで消毒した場合●
塩素系漂白剤が主成分との消毒液として、アルコール系消毒液の代替品として布に含ませて使用されることが多い様です。
仮に、弊社製品にスプレーで噴霧した場合、隙間から内部に浸透してしまい「ボタンなどの操作ができなくなったり、電気部品が故障して使えなくなる等」の故障原因になることが考えられます。また、少量を布に含ませて拭いた場合、消毒直後に問題が無くても、消毒する度に残留した成分が蓄積して故障原因になることが考えられます。
●台所用の中性洗剤で消毒した場合●
弊社の一部製品では汚れがひどい場合の清掃方法として、「水で薄めた中性洗剤で汚れを拭きとり、乾いた布でふきとる」様に取扱説明書に記載させていただいています。
しかし、消毒は清掃に比べ頻繁に行われることから、残留した成分が蓄積しやすくなり故障の原因になることが考えられます。また、スプレーで噴霧した場合には、隙間から内部に浸透してしまい「ボタンなどの操作ができなくなったり電気部品が故障して使えなくなる等」の故障原因になることが考えられます。
●アルコール類(医療用・OAクリーナ等のアルコールを含むもの)で消毒した場合●
弊社の製品は清掃時にアルコール(シンナー・ベンジン)を使用しない様、取扱説明書に記載させていただいています。
実際に、アルコール系成分と思われるものが付着したり隙間から浸透し故障(ボタン割れや表示消え、ボタンや操作部等の固着、電気部品の故障)する事例がありますので使用しないでください。